E233系2000番台
概要
常磐線各駅停車のニューフェイス
E233系2000番台は203系・207系900番台を淘汰するために投入される新型車両である。
E233系をベースにしているが地下鉄線直通のため、車体がストレートであることやLCDが1基のみの設置、ドア幅の変更などいろいろな面で他のE233系とは違う面がみられる。
201系が老朽化で置き換えが決まって少したったころ、同じシステムで車体のみが異なる203系も2008年E233系で置き換えることが決定された。
しかしながら、成田エクスプレスE259系の新造を優先したため投入が一年遅れ2009年5月19日に第一編成が東急車両を出場した。
この車両の特徴すべきところは、将来の小田急直通や千代田線内ホームドア設置を見越した仕様であるということである。
まず、屋根上には小田急アンテナ準備工事がされていて直通に備えているほか、ドア間が私鉄標準の幅に改められ、先頭車も7人掛けになていてこちらはホームドア設置を意識したものと思われる。
また、地下鉄線に直通するためにE233系初のストレート車体を採用しており、先に登場した小田急4000系とも似ている面がある。
ようやく登場したE233系2000番台であるが、9月9日から営業運転を開始し当分01K(1)の運用で使用されるようである。
性能
設計最高速度:120km/h
営業最高速度:90km/h
加速度:3.3km/h/s
減速度:5.0km/h/s(常用最大)
地下鉄乗り入れ協定に基づき加速度は3.3km/h/sに保たれている。
両数
10両編成×1本(6M4T)
松戸車両センター所属
まだ1編成しか投入されていないが、今後18編成投入される予定である。
制御装置
VVVFインバータ制御装置 (写真)
他のE233系通勤型と同様のものが採用されて模様で、三菱電機製である。
台車
0番台:DT71A(動力車 写真左)、TR255(付随車、制御車)
台車は他のE233系と同様のものが採用され、ヨーダンパは省略されている
TIMS装置
他のE233系同様TIMS装置が搭載されていて、一括制御ができるようになっている。
車内
車内はストレート車体であるため、従来のE233系よりも多少狭く感じる。
しかし設備は他のE233系と同様で、明るめの車内となっている。
ドア
ドアは他のE233系同様化粧番の貼りつけがなされている。
京浜東北線同様半自動ボタンは搭載されていない。
シート
シートはモケットが整備部品の共通化を図るためか、通常座席はE231系と同じものを採用している。しかし柔らかさはE233系と同等である。ちなみに優先席は他のE233系同様目立つように工夫されている。
先頭車を含めて大きい窓は7人掛け、車端部は3人掛けで片側が優先席となっている。また車いすは地下鉄線に合わせるために2号車と9号車に設けられている。
車番シール
車番シールは従来通りのものが採用されていて、車両製造場所は東急車両となっている。
運転台
運転台は他のE233系同様液晶画面となっていて、TIMSは京浜東北線と同様の表示をしている。
車内表示器
車内表示器は従来のE233系同様LCDが採用されたが、いまのところ1枚のみの設置で2枚目は場所のみ確保されているようである。
デザインは従来のもとのは変更されていて、黒字がベースとなっていて大分印象が変わっている。表示内容は駅までの所要時間や路線図、特別警戒の案内、次の駅の乗り換え路線、ホームの階段の場所の案内、扉の開く方向など、従来どおりである。
行先表示器
正面
正面の方向幕は各駅停車の表示があるときとないときで微妙に異なり、ないときは「代々木上原」→「千代田線直通」と表示され、あるときは「各駅停車 代々木上原」→「各駅停車 常磐線 千代田線直通」と表示される。
側面
側面の方向幕は前面と同様2種類あるが、各駅停車が表示されてるときには次の駅の案内が下段に小さく表示されている。
表示順番は各駅停車があるときは、「各駅停車 常磐線」→「各駅停車 代々木上原」→「Local For Yoyogiuehara」で、ないときは「代々木上原(下段に英字あり)」→「千代田線直通」である。
方向幕
方向幕は他のE233系同様フルカラーLEDで表示され、各駅停車の色はラインカラーである青緑となっている。
なお、回送の表示は209系1000番台と異なり英語も表示される。
車内放送
車内放送は自動放送装置が採用されている。駅発車時にのみ流れ、到着時には流れないのが特徴的である。
余談ではあるが、英語放送では「This is the Chiyoda Line for Yoyogi-uehara」と千代田線と案内している。
Last update: 2010.03.04

