E231系0番台

E231系

上野に向け松戸を発車するE231系

概要

E231系最大の定員数で走行する車両

E231系は常磐快速線で活躍していた103系を淘汰するために平成14年から投入された車両である。
先に登場したE231系0番台総武線仕様とは多少異なり、車内LEDが2段表示になり、下段には運行情報などが表示されるようになった。
また、JRの通勤型電車では初採用の自動放送を搭載していてその後の自動放送の礎を気付いた車両でもある。

もともと常磐線快速の103系をE501系で置き換え、快速の運転区間を土浦~上野にする予定であったが、それほどの需要が見込めないなど諸般の事情によりE501系の投入は4編成で終了してしまった。
それから8年ほど後になってさすがに103系も置き換え時期を迎え、又TX開業が近付いてきたため、置き換え車両として総武線で実績のあるE231系が選ばれた。

この常磐線用の最大の特徴は、オールロングシートによる15両編成を組んでいるということである。
これは103系時代から続くものであるが、E231系では最大の定員を誇り日々取手~上野を結んでいる。
また、成田線我孫子支線でも使用されているがその場合は付属編成又は、基本編成のみで運用されている。

登場時この車両は青緑の帯一本だけであったが、緩行線との誤乗防止のために営業運転時にはウグイス色の帯が一本追加されている。

性能

営業最高速度:120km/h
加速度:2.5km/h/s
4.0 km/h/s(常用最大)
4.5km/h/s(非常)

性能は他のE231系と共通で、特に変化はない。

両数

5両編成 10両編成

10両編成×17本(4M6T)(写真右)
5両編成×19本(2M3T)(写真左)
全編成松戸車両センター所属

基本編成と付属編成からなり、朝の成田線では付属編成同士の10両編成を見ることができる。

制御装置

SC60B

三菱製3レベルVVVFインバータ制御装置 (SC60B 1C4M2群 写真)

制御装置はE231系通勤型標準のSC60Bが採用され特に大きな変化はない。

空調装置

AU725A

型番:AU725B、AU725AG2

常磐線のE231系には東日本トランスポーテック製のものとAU725AG2の二種類が混載されている。

台車

DT61 TR246N TR246M 塗油機   

型番
Tc,Tc':TR246M(前位台車)(写真3枚目)/P(後位台車)
T:TR246N(写真2枚目)
T':TR246K
M,M':DT61G(写真1枚目)
  

台車は209系で開発されたTR246、DT61系統を採用している。また、一部の編成には4枚目の写真のように線路の摩耗防止のために油を塗る塗油機が搭載されている。

  

パンタグラフ

PS33B   

型番:PS21
  
  パンタグラフは総武線のと同様のが採用されたが、碍子の数が異なる。
  

  

運転台

運転台   


  運転台はE231系の標準の仕様であるが、TIMSの増設部分が準備工事されている。

     

車内

車内   

車内は他のE231系の同様であるが、車内案内表示器が二段式になっている。
  

     

車内案内表示器

  

常磐線用のE231系から車内案内表示器が二段表示になった。
停車中は写真左のように表示され、下で案内をスクロールしている。また、駅到着直前には写真右のようにドアの開閉する方向を上段で案内している。

  

シート

7人掛け 3人掛け 優先席 車いす用   

シートは車端部が3人掛け(写真2枚目)、そのほかが7人掛け(写真1枚目)で上野寄りの3人がけは優先席となっている(写真3枚目)。そのほか先頭車の後ろ寄りには車いす固定場所が用意されている(写真4枚目)

     

ドア

ドア   

E231系共通のドアである、ステンレスむき出しのドアである。
車内の雰囲気をさびしくしている気がするのは私だけだろうか。

     

車番ステッカー

車番   

車番ステッカーは他の走るんですシリーズと統一されている。
全車両新津製作所で造られているため、新津製作所の文字が入る。

     

車番

車番   

車番は他の形式同様転写式で、モハには中央線のトンネルに対応していることを示すひし形マークが付いている。

     

車内保温機能

3/4ドア閉め   

E231系に共通で装備されている、3/4ドア閉め機能が装備されている。おもに冬季や夏季などに空調効果を上げるために写真のように利用されている。

     

方向幕

成田行   

常磐線の終点である上野、快速電車の終点である取手、車庫のある松戸、我孫子、成田線の終点である成田など特に特殊な行き先は存在しない

  

Last update: 2010.03.05

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